物欲
雑誌をみていると
あれもいいな、これもいいなと
思ってしまう
値段も一緒に載ってるから
この値段なら買ってもいいやとか
いやに現実的な物欲にかわる
ああ、でも欲しいのは
今この瞬間だけかなあと思うと
寂しくなるから
買ってしまったりする
我慢することなく
高いからとか、時間がかかるからとかいって、自分の意欲を閉じこめたりしてきたけど
いざそういうのをなくしてみると、
とても気持ちがいい
川がながれている感じ
水は淀むことなく流れていく
物語欲
1日で7本のDVDをみた
物語を吸収するモンスターのよう
瀕死状態だったのかと思うくらい
あれもこれも見まくった
心の形を整えた
死の意識
普通に暮らしていると
毎日が当たり前にあって
しばらくは健康にすごせるだろうという勘違いをしている
でもたまに車や自転車とぶつかりそうになってひやっとする
もしぶつかってたらどうなるんだろう
映画にもよくある
交通事故かなんかで生死の境にいって
そのあと人生に後悔したくないと決意し
人生をかえていく
きっとその決意は何気ない毎日こそ必要なんだと思う
金曜の夜は
どこもかしこも人がいっぱい
お店に満ち渡る人の気配と熱
きっと中に入ったらとても息苦しくって
そうっと私は家に帰る
みそじ
30歳になって大学時代の同級生と六本木で飲んだ。
六本木で飲んだというところから
心がざわざわする。
学生時代には考えられない。
デザイン展を見て、飲みに行く。
そんな大人になりたかったんだろうか。
きちんと
アイロンをかけると
なんだか心も整う気がする
ビシッと伸びて
嫌なことはぺったんこになる
だから続けていこう